COLUMN
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生活リズムを自分で振り返ってよりよい生活を!

              大阪公立大学医学部リハビリテーション学科

                      作業療法学専攻 田中寛之

-睡眠と活動の大切さ-

生活リズムの重要性

 突然ですが、このコラムをご覧になっておられる皆様は、朝起きて夜にしっかり眠っておられますでしょうか? まさか、夜中にこのページをみていないでしょうか?  ついつい、夜中に漫画を読んだりTVをみたり、スマホを触ったりして寝不足になっていませんか?休みの日は家でごろごろしすぎていませんか?運動(活動)不足、睡眠不足から生活リズムが乱れることがあります。生活リズムが乱れると、肥満など生活習慣病にかかりやすくなると言われており、かくいう私も夜の寝付きが悪い時もあり、朝も弱く仕事にも寝坊しそうになったりすることがあります。このように、生活リズムが乱れると、仕事など社会生活にまで影響がでます。今回のコラムは、この生活リズムを正すために、皆様の睡眠や運動(活動)を見える化できる機器や改善方法について書きたいと思います。

生活リズムを自分で知るためには?

最近では、アップルウォッチなどをはじめとしたスマートウォッチなどとスマホのアプリと連動させて自身の睡眠や活動の状況を知ることができます。今回ご紹介するのは、下の写真1にもあります「アクチグラフ」という機器です。

腕時計のように手首に巻いて1週間過ごすだけで、睡眠時間や運動量などが写真2のグラフのように示されます。このグラフをみれば、自分自身がどれだけ眠って、運動しているのかがわかります。特に、睡眠でお悩みの方がアクチグラフを装着して、自分自身の生活リズムを振り返って認識することは生活を正すためにとても有効です。

生活リズムの改善方法

最後に、生活リズムの改善方法です。アクチグラフで見える化された自分自身の睡眠と活動の状況に合わせて、「いつ」「どれくらいの時間」「活動をすればよいのか」「眠り始めればよいのか」「起きれば良いのか」などがわかります。他にも、写真3のように身体や睡眠に良いとされているのは、毎日の生活の中でなんでも良いのでプラス10分の活動をすることや、朝できる限り同じ時間に起きること、朝ごはんを食べること、などが良いとされています(快眠のススメ パンフレットは、田中寛之のホームページから無料で自由にダウンロード可能)。

ダウンロードはこちらから→ 田中寛之公式Webサイト (othiroyuki.com)

さいごになりましたが、ご自身の生活リズムを知りたい方、日々の生活の過ごし方のアドバイスを受けたい方を対象に実施しています。ワンモア利用中であれば無料で測定機器を貸し出し・体験していただけますので、お気軽にスタッフの方にお声掛けください。

丸

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