就ぽつって?
特定非営利活動法人 豊中市障害者就労雇用支援センター
とよなか障害者就業・生活支援センター
畑野亮平
1. 「障害者就業・生活支援センター」とは
障害のある方の身近な地域において、就業面と生活面の一体的な相談・支援を行う支援機関で、2022年4月現在、全国で338センターが設置されています。大阪府には18ヶ所のセンターがあり、どの市町村に住んでいても自分の街を担当するセンターがあります。
◎大阪労働局:障害者就業・生活支援センターのご案内|大阪労働局 (mhlw.go.jp)
◎大阪府HP:大阪府/大阪府内障害者就業・生活支援センター 一覧 (osaka.lg.jp)
正式名称が長くて覚えにくいので、「就ぽつ」「なかぽつ」といった略称で呼ばれることが多いです。
「働きたい!」「働き続けたい!」と希望する障害のある方からの相談はもちろん、企業・事業所への助言、関係機関との連絡・調整など、支援の範囲は多岐にわたります。
2. とよなか障害者就業・生活支援センターについて
担当地域は豊中市で、2007年4月に事業を開始し、現在、約900人の障害のある方が登録されています。センターは服部緑地公園の東側、ローズコミュニティ・緑地という総合福祉施設の中にあります。 ◎とよなか障害者就業・生活支援センター:とよなか障害者就業・生活支援センター (sakura.ne.jp)
3. ワンモアとの関わり
一言で「働きたい!」「働き続けたい!」と言っても、働く力や生活の状況は人それぞれ違います。障害者就業・生活支援センターだけでは解決できない困り感がある方もたくさんおられるので、障害福祉のみならず、労働、教育、医療など、様々な分野の関係機関のみなさんとの連携が欠かせません。
ワンモアは豊中市内に2ヶ所の拠点があることもあり、いろいろな場面で関わりがあります。例えば、センターから様々な職場実習の情報提供をしているので、ワンモアからもたくさんの利用者に参加してもらっています。
また、年に1度、「教えて、先輩!~働くって、どうですか?~」のイベントを共催し、ワンモアOB・OGの方からこれから就職を目指す方々に経験談を話してもらっています。その他、利用者の支援依頼や紹介、就職後の定着支援、スタッフの人材育成のための実習受け入れなど、数々の場面で連携をしています。
4. 働くことを目指すみなさんへ
障害者就業・生活支援センターの利用を希望される場合には、ご自身が利用されている支援機関のスタッフさんにまずは相談してみてください。とよなか障害者就業・生活支援センターは初めて相談に来られる方を対象とした説明会を月2回開催しています。ただ、センターによって利用方法も若干異なりますので、自分の住んでいる市町村を担当するセンターに問い合わせてみてください。
これからもみなさんの「働きたい!」「働き続けたい!」という希望を叶えるお手伝いさせてもらいますので、気軽にご相談ください。